使用カメラはHASSELBLAD SWC(固定レンズ Carl Zeiss Biogon C38mm F4.5 T*)、フィルムはKodak Ektar 100です。
上の写真で思い出しました。
先日、小学1年生の男の子から手書きのハガキが届きました。その子がエンピツで一生懸命書いたひらがなはとても素直で、それでいて元気よく走り回っているような形をしていて、いつまで見ても飽きないです。
返事はもちろん手書きで。その子のお父さん・お母さん宛の部分は漢字かな混じりですが、男の子宛の部分は自分で読めるように全部ひらがなにしました。ちゃんと読めたかな?
「じ が う ま い ね」
と書いてあります。
夏も終わります。
この写真で思い出しました。
以前、暗い夜道を歩いていたら、脇の植え込みに何か動くものがあったように見えました。一旦は通り過ぎたのですが、気になって戻ってみる。すると、そこにはなんと、植え込みの中にお尻から転んで身動きが取れなくなったお婆さんがいました。
びっくりして「大丈夫ですか?」と声をかけても、お婆さんは姿勢が苦しいらしく、うんうんと小さく言うだけ。すぐに正面から両手を引っ張ってお婆さんを起こし、服についた葉っぱを払い落としてあげました。
「どうもありがとう」
お婆さんはそう言って、カバンから財布を取り出したので、
「そんなのいいですよ」
と断ったのですが、
「いいから、いいから、助けてもらったから」
と押し切られて、お礼をもらっちゃいました。それで帰りはラーメンです。美味しかった。お婆さん、気をつけてね。
この写真を撮るとき、道で待っててくれたお父さんとお母さん、自転車に乗った女の子、よけてくれた自動車を運転していたおじさん、どうもありがとう。