adidas alpha bounceをレビュー【抜群のホールド感、普段着にも合わせやすい】

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adidas alpha bounce
 筆者は街に出かけるとき、大抵は革靴を履きます。ただ、スナップ写真を撮る目的で出かけたときに革靴だと、疲れやすくて足が痛くなることが何度もありました。それで「普段履きができる、シンプルなスニーカーが欲しい」と考えまして、それを購入してみました。

 というわけで今回は、その新しく購入したスニーカーの外観やサイズ、履き心地などをレビューしたいと思います。

adidas alpha bounce BW0539 17SPの詳細

 購入したスニーカーは、adidas(アディダス) alpha bounce(アルファバウンス) BW0539 17SPです。

全体のデザインは非常にシンプル、ロゴマークも目立たない

 上の写真のように、全体的なデザインは非常にシンプル。アディダスのロゴも、サイドにはなく、シュータンとヒールにあるのみで、あまり目立ちません。普段着に合わせることを想定して、このデザインを選びました。

 ちなみに、スポーツシーンにおける“ZONE”(流線型のような流れ、動きの連続)からインスパイアーされた流線型デザイン、構造のランニングシューズだそうです(メーカー)。

サイズ選びでは足幅を重視し、28.0cmを購入

筆者の右足サイズ
筆者の右足サイズ

 筆者は右足の方が大きいので、いつも右足に合わせて靴を買います。右足のサイズは、一般的な厚さの靴下を履いたうえで、最大のところで測って、長さが26.0cm、幅が10.2cm、周囲が25.2cm。いつもなら、靴のサイズはメーカーによって26.5cmか27.0cmを選びます。

 しかし、今回購入したadidas alpha bounceのサイズは、28.0cm。初めに27.5cmを購入し、履いてみたら幅はほぼピッタリだったのですが、履いているうちに足が浮腫んでくることを踏まえると、もう少し余裕が欲しいと思い、28.0cmに交換してもらいました(返送料は自腹でした。泣)。

 そして、28.0cmのものが届いて履いてみると、ちょうど良い感じでした。

※価格は2019年5月12日時点のものであり、変更されている場合があります。

シューレースホールは足首にかなり近い位置まで、シュータンに3本ストライプ

adidas alpha bounce シューレースホール
 筆者は激しい運動はほとんどせず、少し早歩きをするくらいなので、シューレースはあまり締めつけないで、むしろ脱ぎ履きがしやすいよう緩めにしています。

 しかし、ランニングをする人の場合は(そもそもランニングシューズなので)、足首にかなり近い位置まであるシューレースホールを使って、しっかりと固定した方が良さそうです。

 そしてシュータンには、adidasの3本ストライプがあります。

アッパーは通気性に優れたメッシュ、足をホールドするウェーブ加工

adidas alpha bounce アッパー
 アッパーの素材は二重構造のメッシュで、通気性は抜群。しかし、それなりの厚みがあるので、足は透けて見えません(中にLEDライトを入れて点灯すると、わずかに光が漏れる程度でした)。

 そして、アッパーの下部からミッドソールとの境界にかけて、足の周囲に合わせたウェーブのような加工が施されています。この部分は少し硬くなっていて、これにより足をしっかりとホールドしてくれる感じになっています。

内側サイドとミッドソールにも、足をホールドするウェーブ加工

adidas alpha bounce 内側サイド
 内側サイドにも同様に、ウェーブのような加工が。特に親指の部分は、上部を覆うくらいの位置にまで加工がされています。これなら、力がかかったときにも中で足がずれることなく、踏ん張りが効くのではないでしょうか。

 ミッドソールにも、やはりウェーブのような加工がされています。

一体化したシュータンとライニングで、足を包み込むように

adidas alpha bounce ライニングと一体化したシュータン
 おそらく、これが最大の特徴と言えるのではないでしょうか。

 シュータンが別パーツではなく、中綿の肉厚ライニングと一体化していて、切れ目なく足を包み込むような構造になっています。その分、入り口は狭くなりますが、ストレッチが効くので、履きにくいと感じることはありませんでした。

 また、ストレッチの効く狭い入り口であるため、履いたときのフィット感は抜群です。

インソールは適度な反発、メッシュなので蒸れにくい

adidas alpha bounce インソール
 インソールの反発は適度にあり、歩きやすいです(「BOUNCEクッション」、メーカー)。また、メッシュ加工が施されているので、蒸れにくそう。

 そして、「bounce」のロゴがプリントされています。

ヒールは硬い素材と大きなミッドソールで支持、そしてメーカーロゴ

adidas alpha bounce ヒール
 ヒール部分は、下部に硬い素材が用いられていて、それとボリュームのあるミッドソールで支持し、足の踵がずれないような構造になっています。

 そして、adidasのロゴと製品名「alpha bounce」の文字が、控えめな感じでプリントされています。

トゥは、アウトソールがカバー

adidas alpha bounce トゥ
 トゥは、だいたい1.5cmくらいでしょうか、アウトソールがカバーするような形になっています。この加工によって、地面を蹴ることによるトゥの傷みが、少し軽減されますね。

アウトソールは負荷に応じたレイアウト、色はダークグレー

adidas alpha bounce アウトソール
 アウトソールには、負荷のかかる部分に突起がくるようなレイアウトが採用されています。そして、ミッドソールに合わせたウェーブ加工が施されているのが、芸が細かいですね。

 また、アウトソールの色はダークグレーになっていて、これが歩いているときにチラッと見えて、ビジュアルに変化をもたらしてくれるのが良いと思います。

 さらに、土踏まずの部分に、adidasのロゴマークが刻まれています。

重さは、片方で342グラム

adidas alpha bounce 重さ
 うちにあるTANITAのデジタルクッキングスケールで量ってみると、片方で342グラムでした。この重量は、ミッドソールのボリュームも影響しているようで、他の製品と比較してものすごく軽いわけではないと思いますが、普通に履くのには問題ない重さです。

まとめ

 今回購入したadidas alpha bounceは、シンプルでなデザインで、普段履きとしてかなり使い勝手が良さそう。

 ただし、足が幅広の人の場合は、いつもより1.0cmくらい上のサイズにしても良いかもしれません。お店で実際に試着するのが一番ですが、ネットで購入する際には、今回のレビューを参考にしてもらえたら嬉しいです。

Nikon D850, Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF

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