NIKE REACT ELEMENT 55をレビュー【反発力のある厚底シューズ 個性的なデザイン】

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NIKE REACT ELEMENT 55
 毎朝のウォーキング用に2017年5月に購入したスニーカー、NIKE RUNNING DOWNSHIFTER 7ですが(レビューは、以下の記事を参照)、底がかなり擦り減り、ライニングの部分が破れてしまうなど痛みが激しいので、新しいものを購入しました。

 今回は、その新たに購入したスニーカーの外観やサイズ、履き心地などをレビューしたいと思います。

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NIKE REACT ELEMENT 55の詳細

 購入したスニーカーは、NIKE REACT ELEMENT 55(ナイキ リアクト エレメント55) BQ6166-003 BLACK/WHITE(ブラック/ホワイト)です。

ミッドソールのデザインが個性的

 上の写真のように、ミッドソールにある斑点のような模様が目を引く、個性的なデザインとなっています。主にこの部分に惹かれて購入を決めました。このソール部については、後で詳しく紹介します。

サイズ選びでは足幅を重視し、28.0cmを購入

筆者の右足サイズ
筆者の右足サイズ

 筆者は右足の方が大きいので、いつも右足に合わせて靴を買います。右足のサイズは、一般的な厚さの靴下を履いたうえで、最大のところで測って、長さが26.0cm、幅が10.2cm、周囲が25.2cm。いつもなら、靴のサイズはメーカーによって26.5cmか27.0cmを選びます。

 しかし、今回購入したNIKE REACT ELEMENT 55のサイズは、28.0cm。初めに27.5cmをネットで購入し、届いたものを試着してみたところ、つま先は1.5cmほど余裕があったのですが、幅が少しきつく感じました。そのため、28.0cmに交換しました。

 そして、28.0cmのものが届いて履いてみると、ちょうど良い感じでした。

※価格は2020年3月10日時点のものであり、変更されている場合があります。

厚みのあるミッドソール、アウトソールから続く黒い模様

NIKE REACT ELEMENT 55 ミッドソール つま先
NIKE REACT ELEMENT 55 ミッドソール ヒール
 おそらく最大の特徴と言えるのが、ミッドソールの素材と厚み、そしてデザイン。

 素材には、製品名にもある、NIKE史上最も反発力に優れたフォームである「Nike React」を採用。従来の同社製モデルで使用されているクッショニングと比較して、柔軟性が11%、弾力性が13%アップし、耐久性も軽量性も向上しています(同社)。

 このNike Reactの厚みが、踵の部分で約4cm、つま先の指の付け根部分で約2cmあります。実際に履いてみると、クッシン性が強く、歩くときの蹴り出し時に反発で足を押し出してくれるような感覚がしますね。これなら足への負担が少なくなって、毎朝のウォーキングがより快適になりそうです。

 デザインは、アウトソールから続く、丸い突起のある黒い斑点のような模様がかなり個性的ではないでしょうか。好みが分かれるかもしれませんが、前述のように、筆者はここに惹かれて購入を決めています。

アウトソールには丸い突起、それを取り囲むまだら模様

NIKE REACT ELEMENT 55 アウトソール つま先
NIKE REACT ELEMENT 55 アウトソール 踵
 アウトソールのつま先と踵には滑り止めの丸くて黒い突起がいくつもあり、それを黒いまだら模様が取り囲むようなデザインになっています。人目にはあまりつかない所ですが、これが前述のようにミッドソールに続いているのは、アイディアとして面白いですよね。

 そして、少し見づらいかもしれませんが、踵部には製品ロゴとNIKEのマークが刻まれています。

シューレースホールはフックタイプ、アシンメトリーなシュータンに製品ロゴ

NIKE REACT ELEMENT 55 シューレースホール シュータン
 シューレースホールは、スニーカー本体に穴を空けるタイプのものではなく、布地を縫い付けてフックを成形したもの。これにより、スニーカーと足との一体感が増すとのことです。でも、普通に履く分には正直、あまり違いは感じられませんでした。デザイン的には、悪くないとは思います。

 そして、シュータンが特徴的で、アシンメトリーな形状をしています(形がもっとよく分かる写真は、記事のもう少し後で掲載します)。そこに、製品ロゴが入っています。

アッパーは薄く通気性のある素材

NIKE REACT ELEMENT 55 アッパー
 アッパーの素材はかなり薄く、通気性があるので、汗をかいても蒸れなさそう。そして、力のかかる指の付け根とつま先の部分には、補強のための細かなラインが入っています。センターに沿ったステッチも、やはり補強のために芯が縫い込まれてようで、けっこう硬いです。これらは、デザイン的にも貢献していますね。

 また、つま先とミッドソールとの境界部分にも、補強のための芯がつま先を囲むように入っていて、ここで力を受け止めて破損を防止してくれるようです。

外側サイドのロゴマークは別素材を貼り付けたもの

NIKE REACT ELEMENT 55 サイド 外側
 外側のサイドにあるKIKEのロゴマークは、プリントではなく、ロゴの形をした別素材を接着剤で貼り付けたもの。このロゴマークは、下部がミッドソールにまで達して切れてしまっていますが、おそらく、こうすることで補強も兼ねているのではないかと思います。

内側サイドはロゴマークなし

NIKE REACT ELEMENT 55 サイド 内側
 内側のサイドにはロゴマークはありせんが、シューレースホール部に使われているフェルト素材がミッドソールまで延びて、デザインと補強を兼ねています。また、土踏まずとミッドソールとの境界部分にも、補強のための芯が入っています。

つま先内側のミッドソールにロゴマーク

NIKE REACT ELEMENT 55 つま先内側 ミッドソール ロゴマーク
 近くで見ないとなかなか分からないのですが、つま先内側のミッドソールにロゴマークが刻まれています。

ヒールにも補強とデザイン、そしてロゴ

NIKE REACT ELEMENT 55  ヒール
 サイドから続く補強のためフェルトとステッチが、写真のように、跳ね上がって中央で合体するようなデザインになっています。

 ミッドソールとの境界部分は、厚みのあるプラスチックが囲むようにして補強。そこには、網目模様と製品ロゴが刻まれています。

 そしてセンターには、縦に貼り付けられたゴム製のKIKEのロゴマークが。このレイアウトって、珍しいのではないでしょうか。

ライニングは極薄だが、クッションあり

NIKE REACT ELEMENT 55 ライニング
 ライニングは、他の部分と変わらない、かなりの薄さ(次の写真も参照してみてください)。ですが、左右に三角形のクッションが埋め込もれているので、これで踵を優しくホールドしてくれます。

インソールは平面的でシンプルな造り、そしてメーカーロゴ

NIKE REACT ELEMENT 55 インソール
 インソールは4㎜ほどのゴム製で、立体的ではなく平面的で、とてもシンプルな造り。これはおそらく、反発力に優れたNike Reactを採用したミッドソール性能をより感じてもらうため、ということではないでしょうか。そして、メーカーロゴがプリントされています。

 それと、この写真が分かりやすいかと思いますが、前述のようにシュータンがアシンメトリーに。内側には、風車のようなマークがあります。

重さは、片方で245グラム

NIKE REACT ELEMENT 55 重量
 うちにあるTANITAのデジタルクッキングスケールで量ってみると、片方で245グラムでした。とても軽くて、歩きやすいです。

まとめ

 今回購入したNIKE REACT ELEMENT 55は、ミッドソールの高い機能とデザインが目を引く、履くことが楽しくなりそうな製品です。

 ただし、足が幅広の人の場合は、いつもより1.0cmくらい上のサイズにしても良いかもしれません。お店で実際に試着するのが一番ですが、ネットで購入する際には、今回のレビューを参考にしてもらえたら嬉しいです。

Nikon D850, Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF

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