HASSELBLAD メタルレンズシェードC150の中古・実用品を購入(2つ目)
HASSELBLAD メタルレンズシェードC150の中古を購入しました(上の写真)。Sonnar C150mm F4に使います。
実は、既に同じものを1つ持っていて、これまでPlanar C100mm F3.5とSonnar C150mm F4で使い回しをしていました。しかし、撮影にこれらのレンズ2本を持っていくようになると、フードの使い回しでは、いちいち取外しをしなくてはいけなくて、それが手間になります。なので、もう一つ同じものを購入したというわけ。
筆者は基本的に、フードについてはそこまで状態は気にしないので、今回購入したのも美品ではなく、スレとキズ、塗装剥がれがある実用品。ネットに掲載されている写真で、キズなどがどの程度なのかを確認し、納得したうえで購入を決めました。
内側の塗装の剥がれが気になる…(撮影に影響しないけど…)
納得したうえで購入したのですが、手元に届いて実際に見てみると、内側の塗装の剥がれが気になる…。この位置なら、撮影に影響しないことは分かっています。
レンズに装着した状態では、塗装の剥がれた部分が前玉の後ろ側にくるので、光が反射して写り込むことはまずないと思われます。しかし、気になる。気になり始めると、どうにも気になります。
塗装します! アクリル絵の具とメタルプライマーを用意
用意したのは、アクリル絵の具のターナー アクリルガッシュ ジェットブラック(TURNAR ACRYL GOUACH JET BLACK)とMr.メタルプライマー改です。
アクリルガッシュ ジェットブラックはネットに、反射が極めて少ない黒色マットで、実際にレンズフード内側に塗装して問題なく、反射防止に効果があった、という情報があったため、それにしました。
ただし、そのまま金属に塗ると、乾いたときにペリっと剥がれてしまいます。なので、下地としてMr.メタルプライマー改を塗ります。
塗装完了! しっかりとマットな黒に塗れました
そうして塗装したのが、上の写真。しっかりとマットな黒に塗装できました。固着力も高く、簡単には剥がれそうにありません。
レンズに装着した状態は、こうなります。これなら気になりませんし、気分良く撮影ができます(もともと撮影に影響しない程度の塗装剥がれなので、気分の問題でしかありませんけど)。
おわりに
中古で何かを購入すると、キズなどがいろいろと気になることがありますよね。しかし、オールドカメラ関係は、中古でしか入手できないものもあるので、神経質になりすぎると何も買えません。
なので筆者のように、もし中古で入手したもののキズなどが気になって漆黒に塗装したいという方がいましたら、この記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。