3月26日に、日比谷公園で撮った写真です。カメラは HASSELBLAD 500C/M、持っていったレンズはCarl Zeiss Distagon C50mm F4 T*、Planar C100mm F3.5 T*、Sonnar C150mm F4 T*の3本。フィルムはKodak PORTRA 400です。
上の写真は、公園の最大のシンボル「大噴水」のある池。しかし、時間が早かったので、噴水は出ていませんでした。その代わりに、波のないきれいな青い水面が撮れたのです。
野外小音楽堂の前にある花壇。紫と白のパンジーが咲いていたのを、逆光気味に撮りました。どこにピントを合わせるかで少し迷いましたが、まあ悪くないのではないでしょうか。
和風仏蘭西料理を出してくれる森のレストラン、日比谷 松本楼。木漏れ日に照らされているのが良い感じだったので、森の中から撮りました。
藤棚の近くに桜が咲いていました。皆さん写真を撮っていたので、自分も参加です。初めはSonnar C150mmでファインダーを覗いたのですが、「枝が空に伸びるこの感じはDistagon C50mmの方が良いかも」と考えてレンズを交換してみました。
雲形池と鶴の噴水。カメラを逆光で構えて、水しぶきに当たる光を、ビル群を背景に撮りました。この構図にたどり着くまでに、他に3カットも撮っています。無駄ではなかったと思ってはいますが、昨今フィルムは安くはないのですよ。
日比谷図書文化館。上から見ると正三角形をした建物を、その60°の角の前から、シンメトリーに撮りました。広角のDistagon C50mmなので、角の頂点が鋭く際立ちます。
ちなみに、この写真を撮る時点で残りのフィルムは1枚のみ。なるべく人は入れないで撮りたいと考えていて、失敗しないよう、人が通らなくなるまで5分くらいカメラを構えたまま待ちましたね。上手くいった。
というわけで、フィルム終了。巻き上げクラングを回しながら帰りました。