4月16日に、狭山公園で撮った写真です。カメラは HASSELBLAD 500C/M、持っていったレンズはCarl Zeiss Distagon C50mm F4 T*、Planar C100mm F3.5 T*、Sonnar C150mm F4 T*の3本。フィルムはKodak PORTRA 400です。
武蔵大和駅を降りて、狭山公園の南門へ。そこから宅部池(たっちゃん池)へ行きました。その池にあるデッキが、上の写真です。Distagon C50mmの画角が、ちょうど良い感じでした。木漏れ日もキレイ。
宅部池(たっちゃん池)。丘陵の湧水や多摩湖(村山貯水池)からの流水が溜まって、池になっています。
池に鳥がいました。もう少し大きく撮りたかったのですが、Sonnar C150mmではこれが限界です。
この施設は、余水吐(よすいばき)というそうです。予定を超えた水量となった場合に、水を排出する役割があるとのこと。この余水吐は、石垣が段々になっているのが特徴的で、良いですね。
よく見ると、一番下に鴨が2羽います。
2羽の鴨を、Sonnar C150mmで大きく撮りました。
そして、余水吐の横を通って、堤防を登ります。
村山下ダムの上から、多摩湖の取水塔を撮りました。この取水塔は、少しレトロなデザインがなかなか良いですね。向こうには、西武ドームが見えます。
ちなみに、このアングルは定番のようで、たくさんの人が柵の側の草を踏みしめてできたであろう、小道がありました。
取水塔を、別アングルから。
堤防の上から別の方角を見ると、多摩湖の向こうに中国割烹旅館 掬水亭が見えます。
特徴あるデザインの休憩所。黒川哲郎+デザインリーグが、1994(平成6)年に手がけたものだそうです。鋭い形状とシルバーの光沢は、なかなか目立ちますね。
ちょうど、つつじが咲いていました。F値は5.6で撮ったのですが、実はこのF値、ちょっと怖かったです。
この日はけっこう晴れていて、フィルム感度はISO 400で、露出計で出た数値はF11、シャッタースピード1/500秒でした。HASSELBLAD 500C/Mのシャッタースピードは最速で1/500秒なので、これ以上絞りは開けられません。
なのですが、あまり絞りたくなかったので、心配しながらもF5.6まで開けて撮ってみました。空と雲は白飛びしてますが、つつじの花と枝は大丈夫だったみたいです。
ちなみに、逆光気味に撮ったのでハレーションがありますが、それは狙ってますよ。
隣にある西武園ゆうえんちのジャイロタワー。「急に何か動き出した!」と思ったら、ジャイロタワーが降りてくるところでした。慌ててシャッターを切ったので、写真はかなり斜めに。なので、傾き補正をかけて、少しはまともに見えるようにしました。
この写真もF5.6で、逆光気味に撮っています。
ここで狭山公園を後にし、多摩湖の周囲を回るお散歩コースへ。
その途中、さっき多摩湖越しに見えた中国割烹旅館 掬水亭が目の前に現れました。屋根以外は、ほとんどガラスです。
中国割烹旅館 掬水亭の前を通り過ぎます。空と雲の映り込みがキレイ。
お散歩コースの多摩湖側は、こんな感じの森になっています。お散歩コースから3メートルくらい下に森の地面があって、「ここにカメラを落としたら、恐ろしいことになるな…」と思いながらも、ガードレールから身を乗り出して撮りました。
さらにお散歩コースを進むと、さっきは多摩湖の向こう側だった西武ドームが見えてきました。
西武ドームの前を過ぎます。特にイベントらしきものは、何もやっていなかったので。
多摩湖の上流側、村山上ダムにある取水塔。こちらのデザインも可愛らしくて、なかなか良いですよね。
村山上ダムの堤防から。さっきまでいた、下流側の村山下ダムが見えます。その向こうにあるのは、西武園ゆうえんちのジャイロタワーと観覧車です。
ここで、フィルム2本(計24枚)が終了。あとは、森の中にある道をひたすら歩いて帰りました。